
娘の塾では成績上位100人を「100傑」といいその点数と名前、所属校、ついでに特訓講座の受講有無を張り出しします。
もちろん100傑に入るのはとても優秀な子ばかりなので、最高レベル特訓などの特別講座を受講している割合も高く、5年生ともなるとほとんどの枠が埋まっています。
特別講座とは
受講資格の必要な講座で娘の通塾している塾では過去3回の公開テスト偏差値58以上が受講条件となっています。
昔は成績順位が受講資格基準だったので公開テストの人数が増えると基準クリアが厳しかったのですが、今は偏差値が基準となっているので、時間が経てば受講資格が取りにくくなるということはありませんのでご安心を。
さて話は変わりますが、近年の公立学校は、競争をあおるような雰囲気ではありません。
できてもできなくても、その過程(プロセス)を丁寧に見てくれる印象があります。
もちろん努力を評価する姿勢は素敵なことなのですが、もともと「できる子」にとっては、通知表が少し気の毒に感じることもあります。
偏差値65を超えていても「よくできる」の評価が全体の3分の1しかない…というのは、よく聞く話です。
かたや塾の成績は非常に分かりやすく、テストの点数がそのまま評価となり、それがクラスメイトにも共有されます。
塾の順位の貼り出しってどう思う?
貼り出してもいいし、なくてもいい。
どっちでもいい。
塾の成績掲示について娘に聞いてみると、返ってきたのは「どっちでもいい」というあっさりした答えでした。
掲示された上位成績者に同じクラスの友達の名前を見つけても、悔しがる様子はなく、むしろとても嬉しそう。
たぶん、一緒に勉強している仲間が活躍していることを誇らしく思えるのでしょうし、「自分も頑張ればそこに届くかもしれない」という、前向きな憧れがあるのだと思います。
成績表が貼り出される日は、掲示板の前に子どもたちが集まって、とても賑やか。
そこに“ドロドロした雰囲気”はまったくなく、どの子もキラキラした目で表を見つめています。
そこにはドロドロした雰囲気はなく、どちらかというとキラキラしたまなざしでその表を見つめています。
親が心配するほど子供は気にしていないし、マイナスのイメージはないようです。
親が心配するほど、子ども自身は気にしていない。
むしろ、マイナスイメージはほとんどないようです。
子どもの世界では、
「この子は足が速い」
「この子はピアノが上手」
「この子は勉強が得意」
そのくらいの感覚で、「みんな違って、当たり前」として受け止めています。
でも大人になると、ついよその子と自分の子を比べてしまったり、できる子を前にモヤっとしたり、焦りがこみあげたり…。
そんな“ざわつき”は、子どもよりも大人が抱えがちなものなのかもしれません。
そんな娘が、ある公開テストの日にこう言いました。
そんな娘がある公開テストで
100傑表に載ったんだけど、100位だったから「ベったやん」って言われた。
でもその表情は悔しさではなく、むしろとても嬉しそうでした。