
理科100点の裏で感じた「算数の危機」。新学年の成績はここを見る!
いよいよ新学年、5年生のカリキュラムがスタートしましたね!
中学受験において「5年生」は、学習内容がグッと難しくなり、通塾日数も増える激動の1年間と言われています。
「2月のスタートダッシュ、うまくいくかな…?」 そんな不安と期待が入り混じる中、わが家も新5年生最初の公開テストを受けてきました。
今回は、「奇跡の理科100点」という嬉しいニュースの裏で、実はひっそりと感じていた「算数の危機感(先行者メリットの消失)」について、リアルな数字とともにお話しします。
記事の後半では、そんなわが家が実践して効果を感じている「偏差値帯別・テスト解き直しの優先順位」もまとめました。新学年のペース作りに、ぜひ役立ててくださいね。
それでは、浜学園公開テスト 5年生2月の成績です。
5年生2月結果
- 国語: 88点(偏差値 62.5)順位:200番内前半
- 算数: 72点(偏差値 57.9)順位:700番台前半
- 理科: 100点(偏差値 67.9)順位:100番内
- 社会 87点(偏差値 62.6) 順位:100番内
<総合成績>
- 3科平均 (偏差値62.8) 順位:100番台前半
- 4科平均 (偏差値62.7) 順位:100番内
まさかの理科100点!
ご覧の通り、今回は**理科と社会がトップ100位以内(いわゆる100傑)に入り、4科総合でも100位以内にランクインできました。
新5年生のスタートとして、暗記要素の強い理科・社会できっちり点を取れたことは、本人の自信になったようです。
しかし、親として冷静にデータを見たとき、手放しでは喜べない「ある予兆」を感じ取ってしまったのです。
算数に忍び寄る「先行者メリット」の終わりの足音
私が気になったのは、3教科の中で唯一偏差値60を割ってしまった**算数(57.9)**です。
実はわが家、4年生までは「最高レベル特訓」なども受講しており、いわゆる「先行者メリット(先取り学習の効果)」のおかげで、算数は偏差値65近く取れていた時期もありました。
しかし、学年が進むにつれて周りのお子さんも力をつけ始めます。
- 4年生前半:偏差値65付近
- 4年生平均:偏差値59.5
- 今回(5年2月):偏差値57.9
このように、少しずつ、でも確実に貯金が減ってきているのが数字に表れていました。
「このままでは、どこかで大きく崩れるかもしれない」
そんな危機感を覚えました。
偏差値ダウンの原因は「難問」ではない
「なぜ点数が取れなかったのか?」 答案を丁寧に分析してみると、難しい問題が解けなかったわけではありませんでした。
- 正答率80%以上の計算問題を1問ミス
- 正答率40%台の標準問題を1問ミス
これが決定打でした。
5年生の算数は、難問が解けるか以前に、「みんなが取れる問題(A問題・B問題)をいかに落とさないか」で偏差値が決まります。
今回の結果は、「難問対策よりも、足元の基礎を固め直しなさい」という警告だと受け止めました。
わが家の公開テスト解き直し基準
「公開テストの直し、どこまでやればいいの?」 5年生になると問題も難しくなり、全部直そうとすると親子ともにパンクしてしまいますよね。
そこでわが家では、「目的に合わせて優先順位をつける(捨て問を作る)」ことを徹底しています。 今回の反省も踏まえ、我が家で実践している偏差値帯別の直し方をシェアします。
1. 偏差値50を安定させたい場合
(目安:正答率60~70%の問題を確実に取る)
偏差値50の壁は、「基礎問題(A問題)」を取り切れるかどうかです。 公開テストにおいて、正答率60%以上の問題を落とすと、偏差値へのダメージは甚大です。
直しポイント
- 正答率の低い難問(応用)はいったん無視してOK。
- 「正答率60%以上」の問題だけを集中的にやり直す。
- 特に計算ミスは「ケアレスミス」で片付けず、「桁の見落とし」「字が汚い」など、原因の分析まで必ずセットで行う。
2. 偏差値55~58を目指す場合
(目安:正答率40~50%の問題を半分以上取る)
ここは「標準問題(B問題)」に手が届くかどうかのゾーンです。 基礎を落とさない前提で、少しひねった問題をどれだけ拾えるかが分かれ道になります。
直しポイント
- 解説を読んで「ふーん、なるほど(わかった気)」で終わらせない。
- 解き方の手順を、子ども自身が「自分の言葉で説明できるか」チェックする。
- 「あと2分あれば解けた問題」を見つけておき、時間配分の見直しをする。
3. 偏差値60以上に届かせたい場合
(目安:正答率20~30%の問題から1~2問拾う)
難関校を目指すための大きな壁です。 ここでは、正答率20〜30%の「やや難問(C問題)」の中から、自分の得意分野で確実に1〜2問もぎ取る力が必要です。
直しポイント
- 「途中までは合っていた問題」「補助線一本で解けた問題」を選んで解き直す。
- 図形や条件整理など、思考過程(手を動かした跡)に間違いがないか確認する。
- 直した数日後に、もう一度「自力でゼロから解けるか」を確認する(再現性のチェック)。
まとめ:全部直さなくていい。「あと2問」を大切に
5年生のカリキュラムは始まったばかり。 いきなり完璧を目指すと息切れしてしまいます。
テスト直しで大切なのは、全部を丸にすることではありません。
「あと2問、ここが取れていたら偏差値が〇〇に上がっていたね」 と具体的に示してあげることです。
子どもにとっても、「全部やれ」と言われるより「この2問だけでいいから完璧にしよう」と言われた方が、やる気が出ますよね。
わが家も今回の算数の結果を真摯に受け止め、次回のテストでは「正答率の高い問題を絶対に落とさない」という目標で挑みたいと思います。
新5年生、一緒にコツコツ頑張っていきましょうね!