中学受験ガイド

【中学受験】小4〜小6の学習スケジュール比較!塾と生活の変化を全公開

中学受験の3年間で、生活はどう変わる?

中学受験の3年間を振り返ると、「時間の使い方の変化」こそが中学受験生活のそのものだったと感じます。
4年生では「遊び」が中心だったスケジュールも、学年が上がるにつれて少しずつ「塾」と「宿題」の割合が増えていきます。
1日単位で見れば小さな変化ですが、3年分を並べてみると、試験当日までどうやって生活を整えてきたのかがはっきり見えてきます。

この記事では、わが家が実際に4年生から6年生まで使い続けた週間スケジュールをもとに、3年間の生活リズムの推移をまとめています。
「これから受験生活が始まるけれど、どれくらい忙しくなるの?」
「学年が上がるにつれて、何を引き算すればいい?」
そんな不安を抱える方の、見通しを立てるヒントになれば幸いです。

この記事の使い方

このページでは、3年間の生活リズムの推移をまとめています。
各学年の具体的な週間スケジュール表や、詳細な過ごし方については、各項目の「記事カード」からご覧ください。

小学4年生:受験生活の「筋力づくり期」

わが家の中学受験は、この4年生のスケジュールから始まりました。塾の宿題もそれなりに出ますが、まだ「生活の余白」を十分に楽しめる時期です。

  • キーワード: 習慣化、21:30就寝、遊びの死守
  • 生活の様子: 夕方にはしっかり遊び、夜は早く寝る。計算や漢字のルーティンを「歯磨き」と同じレベルで習慣にすることに全力を注ぎました。

今振り返ると、4年生は勉強そのものを頑張る以上に、「受験生としての生活リズム」という土台を作る一年でした。この時期に「余裕のある生活」の中でリズムを確立したからこそ、5年生以降の激流に耐えられる“心と体の筋力”が身についたのだと感じます。

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小学5年生:生活が一変する「本格始動期」

本当の意味で中学受験が始まったのは、5年生でした。算数のボリュームが跳ね上がり、4年生の頃とは比較にならない負荷がかかります。

  • キーワード: 算数激増、塾弁開始、子どもの納得感
  • 生活の様子: 塾の授業が増える一方、水曜日の放課後遊びだけは「リフレッシュタイム」として死守。夏にはキャンプや海水浴など、まだ「小学生らしい思い出」も大切にできていた時期です。

この時期に徹底したのは、「スケジュールを親子で一緒に作ること」。 親が一方的に決めるのではなく、「水曜日に遊びたいから、月曜日にこれをスライドしようか?」と相談する。子ども自身が自分の生活をコントロールする感覚を持つことで、納得感のあるスケジュールが生まれました。

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小学6年生:すべてが受験中心になる「完成期」

6年生に入ると、スケジュールから「余白」が消えました。カレンダーのタイトルに刻んだ「入試まであと◯週」という文字で、いよいよ受験モード突入です。

  • キーワード: 最レの断捨離、R-1での体調管理、母への指示(自走)
  • 生活の様子: 6年生の予定表には、体調を崩した時の遅れを取り戻す余白は1ミリもありませんでした。だからこそ、「何をやらせるか」以上に「何を辞めるか(引き算)」の決断が重要になります。

わが家では過去問の時間を捻出するため、「最高レベル特訓算数」を秋には完全に辞める決断をしました。その空いた時間で基礎を固め、唯一のリフレッシュとして夕食時にお笑い番組を見て笑う。 そんな必死な日々の末、12月には子どもから「●●校の算数を用意して」と指示が出るようになりました。受験生活3年間の最後に出会えたのは、子どもの力強い「自走」の姿でした。

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3年間を通して育つもの

3年間のスケジュールを並べてみると、育っていくのは学力だけではないことが分かります。

  1. 4年生: 毎日のルーティンを守る「生活リズム」
  2. 5年生: 過密な予定をこなす「学習体力」
  3. 6年生: 自ら課題を見つける「集中力と覚悟」

どの時期も必要で、どれが欠けても最後の一歩は踏み出せませんでした。中学受験というのは、ただ量をこなすことではなく、「生活そのものを親子で整えていく営み」なのだと実感しています。

おわりに:いま目の前にある1週間から、未来がつくられる

中学受験の生活は、特別な何かの連続ではなく、小さな習慣の積み重ねです。今日の1時間、今週の予定、夜のリラックスタイム。そうした一歩一歩が、気づいた時には大きな成長に繋がっています。

受験が終わった時、娘に「中学受験は辛かった?」と聞きました。
返ってきたのは、「最後の6年生の1年間が一番楽しかった!」という言葉。

ひたすら勉強した毎日を、最高に楽しかった思い出にできたのは、周りのお友達や家族と一緒に笑い、走り抜けた3年間の土台があったからだと思います。

この記事が、今まさに「わが家はどうしよう?」と悩んでいる皆さんの、見通しを立てるきっかけになれば幸いです。

週間スケジュール表ダウンロード

ご紹介したの週間スケジュール表(白表)を配布します。
Excelで細かく管理するもよし、PDFを印刷して冷蔵庫に貼るもよし。ご自由にお使いください!

サンプルは4年生のものですが、5年生、6年生はここに『志望校別特訓』や『復習テストのやり直し』などをパズルのようにはめ込んでみてください。枠組みは同じでOKです!

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