
目次
いよいよラストイヤー、6年生のスタートです!
ここからの1年は、親子の人生で最も濃密で、そして最も短く感じる1年になるでしょう。
「勉強は塾にお任せ」で良かった5年生とは違い、6年生の親には「合格させるための戦略家(ストラテジスト)」としての役割が求められます。
- 過去問の管理と分析
- 複雑化するスケジュール管理と講座の取捨選択
- そして、絶対にミスが許されない「出願・入学手続き(入金)」の実務
特に12月・1月の動きは、知っているかどうかで当日のパニック度が天と地ほど変わります。 わが家が実践した「R-1定期購入」から「クレジットカードのトラブル対策」まで、後悔しないための親のタスクを時系列でまとめました。
【2月】「受験生生活」へのシフト管理
- 生活リズムの再構築
通塾頻度や帰宅時間が変わります。宿題をする時間、お風呂・就寝のルーティンを親が主導して組み直す(睡眠確保が最優先!)。 - テキスト整理(棚増設)
6年の教材は量が倍増し、特にプリント類が溢れかえります。「どこに何を置くか」収納ルールを最初に決めておく。 - 年間スケジュールの把握
通常授業に加え、志望校別特訓、志望校判定模試、学校名のついた冠模試など、予定が複雑化します。漏れがないよう手帳に記入。 - 昨年度データの確認
志望校の最新の入試結果(倍率や合格最低点)を確認。まだ過去問を見ていない保護者は、今のうちに一度目を通しておく(子供には見せない)。『5年保護者が過去問に“触れる”大切な理由』記事へのリンク
【3月】春期講習と「基礎の最終確認」
- 塾の入試分析会(絶対参加!)
塾によってはネットやHPには載らない「この偏差値帯で何人受かったか」「どのクラスから何人合格したか」という生々しいデータが公開されます。万難を排して出席を。 - 春休みの学習計画
春休みは「苦手単元」に時間を割ける最後のチャンス。暗記ものや弱点分野をリストアップし、計画的に潰す。 - 学習体力をつける
最難関を目指す小6の夏は「1日12時間」の世界です。その前準備として、春休みは塾がない日でも「9時間」を目標に学習体力をつける。『長時間勉強できる「学習体力」を身につける仕組みづくり』記事へのリンク
【4月】学校への根回しとGW計画
- 小学校の先生へ報告
新学期の家庭訪問や面談で、事前に「中学受験すること」を伝えておく。『公立小での中学受験、先生との関わり方は?』記事へのリンク - GWの過ごし方計画
6年のGWに遊びの予定は入りません。「弱点補強」のための特訓期間と割り切ってスケジュールを組む。
【5月】中だるみ対策と「過去問」購入
- 中だるみ・浮足立ちに注意
修学旅行などの学校行事があり、気が緩みやすい時期。ペースを崩さないよう声掛けを。 - 過去問の購入(赤本・白本)
書店に並び始める時期です。売り切れる前に早めに購入しておく(※まだ子供には解かせない)。
【6月】天王山「夏期講習」の準備
- 夏期スケジュールの作成
膨大な講習日程をカレンダーにすべて書き写す。お弁当が必要な日、送迎が必要な時間を可視化する。 - 学習時間の配分計画
夏休みは1日12時間勉強が目標。朝3時間・昼5時間・夕夜4時間など、具体的なタイムスケジュールを子供と一緒に決める。
【7月】2個弁生活と「戦略的」分析
- お弁当生活の確立
昼と夜、1日2回のお弁当が必要になることも。「無理しないメニュー」で親も乗り切る覚悟を。『中学受験の「塾弁」どうしてる?』記事へ - 学校の宿題管理
夏休みの学校の宿題は、7月中に終わらせるのが鉄則。 - 過去問の傾向確認(親の仕事)
夏休み前に、子供と一緒に志望校の出題傾向を確認。「算数は必ず立体が出る」「理科は化学・物理重視」などを把握する。
【8月】怒涛の受講ラッシュと「日程整理」
- スケジュール管理の徹底
通常授業、夏期講習、志望校別講座が入り乱れます。宿題回しなど計画通りに進んでいるか毎日確認。 - 入試日程の整理
志望校・併願校の「出願期間」「合格発表日」「入学金納入期限」をExcelなどで一覧表にまとめ始める。 - 過去問の最終準備
秋から解き始める過去問が全て揃っているかチェック。
【9・10月】過去問開始と「前受け」準備
- 過去問スケジュールの策定・調整
過去問をいつ、何年分解くか決める。通常の課題に追われて時間が取れない場合は、併願校の年数を減らすなど現実的な見直しを行う。 - 入試説明会・プレテスト
受験校の説明会は必須参加。プレテストがある学校は申し込みも忘れずに。 - 宿泊・予防接種の手配
前泊が必要な場合はホテルを予約。インフルエンザ等の予防接種スケジュールを組む。
【11月】最終決定と「シミュレーション」
- 志望校・併願校の最終決定
塾の面談で、受験パターンを確定させる。「午前・午後受験」の移動が時間的に可能か、ルートを再確認。 - 出願準備
募集要項の熟読、願書用写真の撮影。 - 受験スケジュールの清書
出願、試験、発表、手続きの一連の流れを、家族全員が見える場所に掲示する。
【12月】出願と「リスク管理」
- 出願手続き
Web出願が主流です。入力ミスがないかダブルチェック。受験票はダウンロードし、予備も含めてUSBなどに保存・印刷。 - 当日の足の確保
あまりおすすめはしませんが車で送迎する場合、アキッパやタイムズで駐車場を予約(学校付近は駐停車禁止)しておくと安心です。当日ルートの下見(ドライブ)もしておく。 - お金の準備
入学金の支払いに使うクレジットカードの「限度額」をチェック。必要なら一時増額申請を。
【1月】いざ本番!最後の確認
- 持ち物・ルートの最終確認
交通系ICカードのチャージ、受験票、筆記用具。『【中学受験】入試当日の完全ガイド』記事へのリンク - 入金ミスの防止
入学金の手続き締切日(時間まで!)を何度も確認。ここでのミスは致命的です。
まとめ:親の仕事は「子供を信じて、リスクを潰す」こと
6年生の1年間は、本当にあっという間です。 成績に一喜一憂している暇はありません。 親がやるべきは、感情的になることではなく、「出願ミスはないか?」「移動手段は確保したか?」「お金の準備はできているか?(笑)」と、事務的なリスクを淡々と潰していくことです。
子供は、親が思っている以上にプレッシャーと戦っています。 家の中では、ご飯といつも通りの笑顔で迎えてあげてください。
「ここまでやったんだから、大丈夫。」
親子でそう笑って入試会場に向かえるよう、最後の1年、悔いのないサポートをしていきましょう!
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