
5年秋~冬は“6年の地図”を描く大切な時期
5年生の秋ごろになると、少しずつまわりの空気が変わってきますよね。
宿題の量は増え、授業のスピードも上がり、模試の回数もじわじわ増えていく。
浜学園の場合も冬頃に初めて志望校別判定模試などが実施され、子どもだけでなく、ママの心にも「いよいよ6年が近づいてきた」という緊張感が広がりはじめます。
そして、多くのご家庭がこの時期に迷うのが、
- 6年生に向けて、何を整えておけばいい?
- 習い事は続けるべきか、やめるべきか?
- 受講する講座や特訓は、どれを選べばいい?
- 家庭学習はどこまで整えれば間に合う?
という6年への準備。
5年後半は、実は 差がつきやすい時期 でもあります。
といっても、特別なことをする必要はありません。
大切なのは、生活・学習・講座選びの“土台”を整えること。
そして、その準備がしっかりできた家庭は、6年生に入った瞬間から勉強に集中でき、ぐっと伸びやすくなります。
ここでは、わが家の経験も交えながら、6年に入る前に整えておきたい3つの準備 をまとめてお伝えします。
目次
1.6年に向けて整えたい「生活の土台」
生活リズムを“固定する”だけで、学習効率は上がる
5年後半になると、子どもの体力は大きく消耗します。
特にこの時期は、算数・理科が本格化し、宿題の量も増えるため、生活リズムが乱れた途端に、学習効率もガクッと落ちます。
わが家は、まず4年生から引き続き1番大切にしていたことは 睡眠時間 でした。
5年生でも睡眠は最低8時間は確保したかったので、22:30 就寝、6:45 起床。
このリズムを“最優先”としました。
家族全員がこの時間に合わせて動くようにして、多少のズレがあっても「夜に無理をしない」というルールだけは守りました。
早起きより大変なのは“朝の親子の気持ち”
朝学習を取り入れたものの、実はここがいちばん大変でした。
眠いと取りかかりが遅くなり、朝から小さな親子バトルが起きる日も……。
でも、計算と漢字は“ためたら地獄”。
公開テストの小問ミスや語彙不足にもつながるため、どんな日でも 淡々と積み重ねる ことを大切にしました。
取り組み
- 完璧じゃなくていい。5分だけでも手を動かす。
- 前日の寝る前に、机の上に、朝やる計算テキストと漢字のテキストを開いて準備しておく
など、どうしたらスムースに取り掛かれるかを考えて、取り組んでいました。
習い事は、やめる?続ける?の悩ましい問題
5年の終わりごろ、多くのご家庭が直面するのが 習い事の取捨選択 です。
わが家も、音楽系2つと英会話を続けていて、6年生のスケジュールを塾と一緒に確認しました。
担当の先生からは、
音楽系の習い事は家での練習時間もあったでしょうから、このスケジュールだとまだ余裕があります。
6年はこの時間を勉強に使いましょう。
と言われ、6年の1年間はすべての習い事を休止 することに。
子どもにも納得してもらうために、3者面談という形にして、“受験生としての覚悟”を一緒に確認しました。
ただ、今思うと音楽系は1つだけ残してもよかったかもしれません。
レッスンは気分転換にもなるし、自宅での練習時間さえ削れば大きな負担にはならなかったはず。
(実際、家では勝手にピアノを弾いていました)
6年の生活はストイックになりがちなので、心がふっと軽くなる“逃げ場”がひとつあるとよかったな、と思います。
2.学習の土台を整える
宿題が回らないと6年は“確実に詰まる”
5年のうちは、宿題がギリギリ回る日もあれば、“積み残し”が出る日もありますよね。
でも6年になると、志望校別講座が入り、宿題の量が一気に跳ね上がります。
わが家も5年生の時まではなんとか回せていた宿題も、6年生の夏頃にはだんだん回らなくなり、最高レベル特訓の先生に
- どの問題をカットすべきか、必ずやった方がいい問題はどれか。
- 優先すべきはどれか(日曜志望校別特訓、最高レベル特訓、マスター講座、その他志望校特別講座)
を娘がよく聞きにいってました。
質問じゃなくて、カットばっかり聞きに来てたな~(笑
と受験が終わった後、笑い話になってました。
5年のうちに“宿題を回すリズム”を作っておくことが、6年の学習を支える大きな土台になります。
苦手の“戻り方”は5年のうちに身につけておく
6年になると、弱点補強の時間が取りにくくなります。
5年後半は、「小さく戻る習慣」を作るラストチャンス。
完璧に戻る必要はありません。
- 間違えた問題をすぐに復習する
- 苦手単元は毎週5分だけ触れる
- 理科や社会の抜けを放置しない
こうした“小さな戻り”が後々効いてきます。
3.講座・特訓の選び方
最難関向け講座は“合う/合わない”を冷静に
5年の終わり、もっとも悩んだのが 6年で取るべき講座の判断 でした。
とくに迷ったのは、浜学園の
- 最高レベル特訓算数
- 最高レベル特訓国語
- 最高レベル特訓理科
最難関を目指すなら当然取るべきなのか、それとも負担が増えすぎるのか。
わが家は、
- 国語が得意 → 受講
- 理科が苦手 → 無理に取らず基礎固め
という選択にしました。
最高レベル特訓算数は受講していましたが、後半は灘レベルの問題が中心になるため、夏までという区切りを塾と相談して決めました。
結果的に、最高レベル特訓国語は記述を丁寧に見てもらえて“受講してよかった講座”のひとつになりました。
“講座の数=頑張り”ではない
6年生になると、本当に時間が足りなくなります。
兼塾している同級生の話なんかを聞くと、うちの子、演習量足りてるのかな?って不安になったりします。
講座を増やすほど安心…ではなく、むしろ 家庭学習が崩れてしまうリスク のほうが大きい。
講座は、“今の学力”と“家庭の器”に合わせて冷静に絞ることが大切です。
5年冬の過ごし方で差がつく
わが家の「遊びすぎた」反省
6年生になったら遊べないからという理由で、5年の冬休みは、楽しい出来事がたくさんありました。
- 同級生とのクリスマスパーティ
- 家族で温泉旅行(勉強は一切ナシ)
- 年末年始のゆったりした時間(大晦日~2日まで、勉強は一切ナシ)
楽しい反面、勉強から気持ちが離れてしまったせいか、成績が落ちて、戻すまでに約2ヶ月 かかった時期でもあります。
冬はどうしてもイベントが多く、気が緩みやすい時期。
いま振り返ると、「少しでも学習時間は取り、メリハリをつけておけばよかった」と反省してます。
読書は5年は是非してほしい
6年に入ると、読書の時間はほとんど確保できません。
国語の記述力や語彙力は“読んだ量”に比例するので、5年のうちに是非少しでも本を読んでほしいと思います。
わが家では、
- 中学入試でよく出る作者の本
- 過去に出題された作品
などを一緒に書店で選んでいました。
本を選ぶときについつい小説になりがちですが、説明文にも挑戦しました。
6年に向けて整えることは“特別なこと”ではありません
ここまでいろいろ書いてきましたが、6年に向けて準備するのは、決して特別なことではありません。
6年生への準備まとめ
- 生活のリズムを整える
- 習い事の取捨選択をする
- 宿題を回す力を育てる
- 子どもに合う講座を冷静に選ぶ
この“土台づくり”さえできれば、6年は驚くほどスムーズに走り出せます。
そして何より大切なのは、ママ自身が「ちゃんと準備できている」と感じられる安心感。
その安心が、子どもにも伝わります。
6年生は1年間長いようで、本当にあっという間です。
お子さんが落ち着いて6年を迎えられるよう、しっかり準備していきましょう!