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浜学園「志望校別合格可能性判定書」から考える、志望校の選び方

浜学園 志望校別合格可能性判定書

11月ーー。浜学園に通う小6生の手元に届く(WEBで見れる)「志望校別合格可能性判定書」。
夏以降の頑張りの成果が数字として表れ、保護者にとっても大きな関心の的になる資料です。
しかし、この判定書は“結果”ではなく“スタート”とも言えます。
ここから志望校をどう考え、残りの時間をどう過ごすかによって、冬の入試結果は大きく変わります。

本記事では、「志望校別合格可能性判定書」の仕組みを簡単におさらいしながら、11月以降の受験戦略をどう立て直すか、特に「志望校選び」の視点に焦点を当てて解説します。

小6志望校別合格可能性判定書とは

浜学園の「小6志望校別合格可能性判定書」は、6月〜11月までの公開テストと、合否判定模試(2〜4回分)の結果をもとに作成されます。
判定はA〜Dの4段階。

合格可能性判定

  • A判定: 合格承認圏(合格確率80%以上)
  • B判定: 合格承認圏(合格確率70%台)
  • C判定: 合格承認圏(合格確率60%台)
  • D判定: 受験校検討の要あり

浜学園の場合、こんな感じの判定書が届きました(学校名などは伏せてます)。

志望校は年4回あった合否判定学力テストの時と同様、事前アンケートで保護者が入力したものとなります。

アルファベットの合否判定のほか、公開テストの推移などもあり直近の学力が「のぼり調子」なのか、「下降傾向」なのかという学力変動傾向も判定されています。
我が家は、夏からはほぼ一定だったので、微小でした。

志望校判定もA判定でしたので素直に嬉しかったのですが、この判定はあくまで「現時点での到達度」を示すものであり、本番の合否を予言するものではありません。
特に11月時点では、まだ本番まで2か月弱あります。

A判定でなくても、冬期講習や直前期の追い込みで成績がもうワンランク伸びる可能性があります。

実際、C判定・D判定からの逆転合格された同級生もいましたし、浜学園のホームぺージでもそのようなお子様が合格体験記に綴られています。

判定書は“合格を測る道具”ではなく、“今の自分を知り、次にどう動くかを考える資料”として使うことが大切です。

判定をどう読み解くか

C判定からの逆転合格が毎年のようにある一方で、灘・甲陽・東大寺などの最難関校では、A判定でも不合格になるケースも珍しくありません。
A判定だからといって油断はできません。
「A判定だから油断できない理由」に関しては別途記事にしておりますので、ご覧ください。

判定結果を単なる数字として受け取るのではなく、「あと何を伸ばせば、次の段階に届くのか」という課題発見のツールとして活用することが大切です。

偏差値だけで決めない志望校選び

多くのご家庭で、志望校を決めるときに基準となるのが“偏差値”。
合格可能性判定書もこの偏差値で、A~Dと判定されています。
しかし、実際の進学満足度やお子さまの成長を左右するのは、数字以外の要素です。

学校ごとの教育方針・校風

同じ偏差値帯でも、学校の教育方針はまったく異なります。
探究型学習を重視する学校もあれば、伝統的な進学指導に力を入れる学校もあります。
「どんな環境で、どんな力を伸ばしてほしいか」。
この視点で学校を見直すと、数字では見えなかった“本当に合う学校”が見えてきます。

通学距離・生活リズム

通学時間は6年間、毎日の生活に直結します。
1時間半の通学を続けるより、40分で通える学校で時間と心に余裕を持つ方が、結果的に学力・精神面ともに安定する場合もあります。
偏差値だけでなく、日常生活のリアルさを踏まえて判断することが大切です。

将来を見据えた学校選び

中学受験は“ゴール”ではなく、“スタート”です。
進学実績だけでなく、「どんな学び方を通して、どんな人に育つのか」。
お子さまの将来像から逆算した学校選びこそが、最も後悔の少ない選択になります。

校風や人間関係の相性

学校には「合う・合わない」が確かにあります。
娘の場合も

キリスト系の学校より、仏教系の学校とか無宗教系のほうがしっくりくる

といって、
無宗教の我が家ですが、娘は自分の感覚を信じて自分なりに志望校を決めてそれを目標としてました。

またいくつのかの学校では、学生も学校によってカラーがあるように感じました。

説明会や文化祭に足を運び、生徒の雰囲気や先生方の言葉から感じ取るものが意外と大切だと思います。
「この学校で6年間過ごすイメージができるかどうか」

実際入学してみないと分からないことばかりですが、1番これが大切だと思います。

11月以降に志望校を再考するということ

関西の中学入試は1月が本番。
つまり、判定書が届く11月から志望校を見直すのは、時間との勝負です。
それでも、状況によっては「受験校の再検討」が必要になることがあります。

志望校を変更する主な理由

  • 「志望校別合格可能性判定書」結果が想定より厳しかった
  • 成績が科目間で不安定
  • 子ども本人の希望が変化した
  • 通学距離や学校生活を再検討したい

どの理由であっても、焦って決めるのではなく、
現実を冷静に見つめ直し、“何を優先するか”を整理することが重要です。

変更を考えるときの優先順位

1. 第一志望を維持するかどうかを見極める

「この学校にどうしても通いたい」というお子様の強い意志があれば、C判定でも挑戦する価値があります。
一方で、「なんとしてでも〇〇校(以上)の学校へ!!」など保護者の強い希望による受験校を選定している場合、お子様が志望校の変更を言い出しにくい場合があります。
そういった場合、「どうせC判定だし・・・」と諦めムードで11月以降の学習にも身が入らず、そのまま試験直前を迎えてしまうことも…。

第一志望は親が決めたなら、第二、第三志望はお子様の意見を是非取り入れてあげてほしいです。

2. 安全校を現実的に見直す

どんなに第一志望にこだわっても、“安心して受けられる学校”を1校は確保しておくことが大切です。
合格という成功体験が、残りの受験に良い流れを生み出すこともあります。

3. 家庭の優先基準を言語化する

通学距離、校風、教育方針、学費、学校生活のリズムなど、数字では測れない条件も整理しておきましょう。
偏差値ではなく、「うちの子に合う学校とは?」という軸で判断することで、後悔のない決断ができます。

限られた時間での情報整理術

  • 検討校する学校の公式サイトで入試説明会などイベントがないか、募集要項などの情報収集
  • 学校の募集要項・日程・出願締切を一覧化
  • 塾の先生に早めに相談(浜学園では志望校担当が個別にアドバイス可能)
  • 家族で話し合い、子どもの気持ちを尊重しながら最終決定

時間が限られているからこそ、判断を先延ばしにせず、迅速かつ冷静に
迷いを整理することで、受験直前の不安も軽減されます。

判定書を「親子の対話ツール」として使う

志望校別合格可能性判定書は、単なるアルファベットの一覧ではありません。
親と子が、これまでの努力とこれからの方向性を話し合うきっかけになります。
AでもCでも、「この結果をどう受け止め、どう伸ばしていくか」を共有することで、残りの2か月の学習がより前向きなものになると思います。

我が家の志望校選定

我が家は娘の気持ちを優先させたかったので、受験プランは本人に考えさせたのですが、それはそれは恐ろしいプランを持ってきました。

娘の超強気受験プラン

1日目午前 最難関校
1日目午後 抑え校だが、上位コース
2日目午前 抑え校(ここだけ手堅くきた)
2日目午後 最難関校
3日目午前 最難関校
3日目午後 抑え校だが、上位コース
4日目以降も2校ほど予定

抑え校といっても、近年人気もあり徐々に偏差値も上がってきている学校。
全落ちしてもおかしくないプランで、これには親としてどう対応しようか本当に迷いました。
上記ではえらそうなことを書きましたが、模試の結果が出るたびに偏差値表とにらめっこ状態でした。

子供の意見も尊重しつつ、合格もしっかりつかみとってほしいので、親としては超安全圏も確保したい。
本当に春~秋にかけては志望校選定には頭を悩ませました。
娘の第1志望は本人が全く譲れる気がなかったので、第2志望は親の意見を聞いてもらった感じで結果落ちつき、併願校は日程と、第1志望、第2志望が不合格だった場合でも気持ちよく入学できる学校を親子で話し合って決めました。

A〜Dという文字に一喜一憂するよりも、「この学校でうちの子が6年間をどう過ごすか」を親子で考えることが中学受験が終わった今、本当に大切だと感じています。
入学してから、不登校や中退する子も毎年どの学校にもいます。
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、出た数字や文字を“目的”ではなく“材料”として扱うことが、最も納得感のある学校選びにつながるのではないでしょうか?

最後の2か月は、焦るよりも、信じる時間
判定書を味方につけて、親子で前向きに進んでいきましょう。

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