大阪星光学院中学校の入試では、
得点率や合格最低点の水準を正しく把握することが、
過去問演習を行う上で欠かせません。
本記事では、【2026年度速報版】として2022〜2026年度の入試結果データを整理し、
合格最低点・平均点・倍率の推移をまとめました。
採点後に、自分の得点がどの水準にあるのかを確認するための目安としてご活用ください。
当サイトのデータや情報は、学校公式発表や信頼できる情報源をもとに作成しておりますが、内容の正確性・完全性を保証するものではありません。入力ミスや更新遅れなどがある可能性もございます。各校のホームぺージなどで必ずご自身でご確認ください。
目次
入試結果(2022~2026年度)
人数及び倍率
2026年度は、前年の「Ⅱ型(3科)高倍率ショック」がやや緩和され、落ち着いた入試となりました。
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 2026 |
|---|---|---|---|---|---|
| 募集人数 | 約190名 | ||||
| ▼Ⅰ型(4科型) | |||||
| 受験者 | 513 | 517 | 495 | 500 | 479 |
| 合格者 | 209 | 225 | 228 | 216 | 208 |
| 実質倍率 | 2.45 | 2.29 | 2.17 | 2.31 | 2.30 |
| ▼Ⅱ型(3科型) | |||||
| 受験者 | 172 | 178 | 166 | 198 | 192 |
| 合格者 | 69 | 64 | 72 | 67 | 73 |
| 実質倍率 | 2.49 | 2.78 | 2.30 | 2.96 | 2.63 |
| ▼全体 | |||||
| 受験者 | 685 | 695 | 661 | 698 | 671 |
| 合格者 | 278 | 289 | 300 | 283 | 281 |
| 実質倍率 | 2.46 | 2.40 | 2.20 | 2.47 | 2.39 |
合格者平均点
2026年は算数の平均点が大幅に上昇(+16.1点)し、例年の水準に戻りました。
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 2026 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国語 (120点) | 77.5 | 70.9 | 75.9 | 83.7 | 75.0 |
| 算数 (120点) | 75.5 | 76.3 | 79.3 | 69.3 | 85.4 |
| 理科 (80点) | 67.9 | 57.2 | 61.6 | 59.4 | 56.5 |
| 社会 (80点) | 59.0 | 56.5 | 55.8 | 61.2 | 53.7 |
| 合計 (400点) | 281.0 | 262.2 | 275.4 | 273.7 | 275.9 |
| 得点率 | 70.3% | 65.6% | 68.9% | 68.4% | 69.0% |
合格者最高点および最低点
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 2026 |
|---|---|---|---|---|---|
| 最高点 | 350 | 318.8 | 333.8 | 365.0 | 330.0 |
| 得点率 | 87.5% | 79.7% | 83.4% | 91.3% | 82.5% |
| 最低点 | 256 | 239 | 252.5 | 250.0 | 252.5 |
| 得点率 | 64.0% | 59.8% | 63.1% | 62.5% | 63.1% |
合格最低点と、全体の難易度を示す「受験者平均点」の5年間の推移を比較したグラフがこちらです。

過去問表紙PDF
以下PDFは過去問の合格者最低点や自分の得点を書き込むことが出来ます。
解き終わった過去問の表紙として活用してください。
受験者平均から読み解く“勝負科目”と難易度分析
大阪星光学院中学校の入試は、年度によって易化・難化の揺れは見られるものの、極端な難易度変動は少なく、一定の学力が安定して求められます。一方で、科目ごとに「差がつきやすい領域」ははっきりしており、特に算数を中心とした得点力の差が合否に直結します。
ここでは、2022〜2026年度の受験者平均と合格者平均の差分データから、勝負科目の傾向と年度別の特徴を整理しました。
受験者平均点
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 2026 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国語 (120点) | 71.0 | 64.0 | 70.6 | 77.5 | 68.5 |
| 算数 (120点) | 58.1 | 62.9 | 66.0 | 54.3 | 72.1 |
| 理科 (80点) | 62.2 | 51.0 | 56.5 | 53.1 | 50.3 |
| 社会 (80点) | 54.8 | 51.5 | 51.6 | 57.0 | 49.7 |
| 合計 (400点) | 245.5 | 229.2 | 246.4 | 240.3 | 243.7 |
| 得点率 | 61.4% | 57.3% | 61.6% | 60.1% | 60.9% |
科目別の差分「合格者平均点ー受験者平均点」
科目別の差分「合格者平均点 ー 受験者平均点」
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 2026 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | 6.5 | 6.9 | 5.3 | 6.2 | 6.5 |
| 算数 | 17.4 | 13.4 | 13.3 | 15.0 | 13.3 |
| 理科 | 5.7 | 6.2 | 5.1 | 6.3 | 6.2 |
| 社会 | 4.2 | 5.0 | 4.2 | 4.2 | 4.0 |
| 合計 | 35.5 | 33.0 | 29.0 | 33.4 | 32.2 |
※各年度の「合格者平均点」から「受験者平均点」を引いた数値
科目別の差分(5年間の平均差)
まず、5年間の「合格者平均 − 受験者平均」の差分を平均化し、どの科目で“最も差がついているか” を数値で可視化しました。
| 科目 | 5年間の平均差 | 特徴 |
|---|---|---|
| 国語 | +6.28点 | 記述力で安定して差がつく。難易度に関わらず常に6〜7点前後の差をキープしており、基礎力が素直に反映される。 |
| 算数 | +14.48点 | 大阪星光の最重要科目。毎年必ず13点以上の差がつき、合否の決定打となる。ここでの失点は致命傷になりやすい。 |
| 理科 | +5.9点 | 差は中程度(約6点)。2026年は6.2点差とやや開いたが、大きく崩れなければ耐えられる科目。 |
| 社会 | +4.32点 | 最も差がつかない科目。5年平均で約4点しか差がつかず、社会で逆転するのは困難。「守りの科目」としての役割が強い。 |

年度ごとに見た“勝負科目”の変化
年度ごとの特徴をまとめると、大阪星光学院中学校の入試が「どの科目で勝負が決まったのか」がよく分かります。
2022年
算数の大差が続いた“算数連続勝負年”。国語も安定して高差
算数が再び突出し、文系・理科は例年並み
- 算数+17.4点 と前年に続いて圧倒的
- 国語(+6.5点)も安定した高差
- 理科(+5.7点)・社会(+4.2点)は中程度
- 「算数で勝ち切り、他で崩れない」戦略が最有効
2023年
算数差はやや縮むが、依然“算数ベースの勝負”。理科との2本柱の年
算数+理科で優位がついた年度
- 算数は+13.4点 と高水準を維持
- 理科+6.2点 で差がつきやすく、準勝負科目に
- 国語(+6.9点)もやや差が広がる
- 全体的に「算数+理科が取れる子が浮上する年」
2024年
算数・国語が落ち着き、全体の差がやや小幅化した“均衡年”
突出科目はないものの、算数が依然核
- 算数+13.3点 と相変わらず勝負科目
- 国語(+5.3点)は平年より差が縮小
- 理科(+5.1点)、社会(+4.2点)は中差
- 4科すべてで「極端に難しくないが、確実に取る力」が要求された年
2025年
算数+理科が再び強く差をつけた“理数型の星光らしい年”
算数の差が再び拡大
- 算数+15.0点 と大きな差に戻る
- 理科+6.3点 も高差で継続して差がつく
- 国語(+6.2点)もやや高め
- 社会(+4.2点)は安定
- 「理数で稼げるかどうか」が合否に直結
2026年
算数が大幅易化(復調)。ミスが許されない「高得点スピード勝負」の年
前年の難化(平均54.3点)から一転、受験者平均が72.1点まで急回復(+17.8点)。難問が減り、「取れる問題を落とした人が負ける」ハイレベルな争いに変化しました 。
- 算数の格差: +13.3点。平均点は上がりましたが、上位層は満点近くを取るため、差分は依然として全科目で最大。
- 全体の傾向: 国語・理科の差分も例年並みで安定。算数の易化に伴い、合格最低点も上昇しました。
5年間総括
1. 「算数」が合否の半分を支配する
5年間のデータを俯瞰して最も際立つのは、やはり「算数の支配力」です。 合格者と受験者の差分(約30点)のうち、約半分の15点前後が常に算数1科目から生まれています。2025年のように平均点が低い「難問の年」でも、2026年のように平均点が高い「スピード勝負の年」でも、この傾向は揺らぎません。 大阪星光合格のためには、算数で「守る」のではなく「攻める(差をつける)」力が絶対条件です。
2. 戦略の正解は「Ⅰ型(4科)受験」一択
2025年にⅡ型(3科)の実質倍率が約3倍まで跳ね上がったことは、3科専願のリスクを浮き彫りにしました。 大阪星光の判定システムは、「4科合計」と「3科抽出(×1.25)」の良い方を自動採用してくれる受験生有利な仕組みです。
社会は「差がつかない科目」ですが、裏を返せば「安定した得点源(保険)」になります。算数で万が一失敗した際、社会が救ってくれるケースは多々あります。 大阪星光学院が第一志望のほか、よほどの事情がない限り、社会を捨てずにⅠ型で出願し、最大の判定チャンスを得るのが最も賢明な戦略です。
3. 今後の対策
2026年は算数が易化(復調)しましたが、2027年以降もこの傾向が続くとは限りません。しかし、求められるのは「難問を解く奇抜な発想」よりも、「標準〜応用問題を、速く正確に処理する力」です。 算数を最優先で仕上げつつ、理科・社会で盤石の基礎を固め、どの年度の傾向が来ても崩れない「総合力」を磨くことが合格への最短ルートとなります。
大阪星光学院中学校の基本情報
大阪星光学院中学校は、カトリック精神に基づく「真理の探究」「他者への思いやり」「自律」を大切にした男子進学校です。落ち着いた雰囲気の中で、学習に集中できる環境が整っており、生徒一人ひとりが自分のペースでじっくりと学びを深める校風が特徴です。教員と生徒の距離が近く、丁寧な対話を重ねる授業や指導が多いのも魅力で、疑問に向き合いながら答えを探る“学問の楽しさ”を大切にしています。また、読書・宗教行事・奉仕活動など、人間性を育む機会が豊富に用意されており、学力だけでなく心の成長も重視するバランスの良い教育が行われています。勉強だけに偏らない、品位と精神性を備えた人間形成を目指す姿勢が、多くの保護者から支持される理由となっています。
所在地:大阪府大阪市天王寺区伶人町1-6
アクセス:大阪市営地下鉄 谷町線 四天王寺前夕陽丘駅徒歩2分、JR天王寺駅、近鉄あべの橋駅徒歩10分
URL:http://www.osakaseiko.ac.jp/
2026年度入試情報
未発表
参考:偏差値(難易度)
大阪星光学院中学の偏差値は、一般に公開されている情報のみ表示いたします。
浜学園などの大手中学受験塾の偏差値は原則塾生向け資料として配布しており、一般には公表されていません。
また塾における母集団やA判定ラインの計算方法にも差がありますので単純比較できないため、難易度(ゾーン表記)の表記となります。
| 中学受験塾 | 偏差値帯(ゾーン表記) |
|---|---|
| 浜学園 | 最難関ゾーン |
| 希学園 | 最難関ゾーン |
| 馬渕教室 | 最難関ゾーン |
| 日能研 | 予想R4 偏差値63 (2025年10月15日版) |
| 四谷大塚 | Aライン80 偏差値63(2025年11月15日確認時点) |
主要塾では共通して「最難関帯」に位置づけられています。
▼その他関西主要中学校の合格最低点・平均点の5年推移をこちらにまとめています。
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LINK【2026速報・2025】関西中学受験・入試結果データアーカイブ
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