親のサポート・生活

【中学受験】浜学園に通う小5「1週間スケジュール」を全部見せます

中学受験の「壁」をどう乗り越える?
親子で納得して進むためのスケジュール構築術

新4年生から始まった塾生活。最初の1年間は塾のシステムや学習リズムに慣れるための「準備期間」だったと感じます。わが家にとって、本当の意味で中学受験が始まったのは、この小学5年生からでした。4年生の頃とは明らかに違う「学習の質と量」。わが家がどう「遊び」と「勉強」のバランスを取っていたのか、実際のスケジュールを元にご紹介します。

「本当に受験する?」親子で交わした覚悟の約束

5年生になる直前、私は子どもとじっくり話し合いました。「これから内容も難しくなるし、時間も厳しくなる。高校受験に切り替える道もあるよ。どうしたい?」

返ってきたのは、「中学受験、やりたい」という本人の言葉。1年間すでに志望校があるお友達の近くで一緒に勉強してきたこともあって、本人も「私も受験するんだ」という意識が芽生えていたのかもしれません。4年生の時に参加したオープンキャンパスで素敵な学校にたくさん出会えたことも影響していたのでしょう。

……あとは、なんとなく親の圧ですかね?(笑)
まぁ、一応しっかり話し合って決めたので、私も「どうせやるなら、全力で伴走しよう」と改めて覚悟を決めました。まだ習い事は3つ残したままでしたが、ここからわが家の「本気モード」が加速していきます。

【通常期】激増する算数と、小学生最後の「放課後遊び」

5年生になると、浜学園では通常(マスターコース)算数が2コマになり、最レ算数の宿題も4年生とは比較にならないボリュームになりました。

小5通常期スケジュール
時間
6:30起床起床起床起床起床起床
6:45計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字起床
7:00最レ算数:2回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目計算ドリル・漢字
7:15朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食
8:00学校学校学校学校学校自主学習ノート国語
8:30最レ算数:1回目算数:2回目
9:00音楽練習
9:30移動
10:00習い事:音楽②
10:30移動理科:1回目
11:00理科:2回目
11:30
12:00昼食昼食
12:30国語最レ:2回目
13:00
13:30算数:1回目
14:00
14:30最レ算数:1回目
15:00学校宿題・音楽練習
15:30放課後遊び理科・社会見直し社会:1回目
16:00学校宿題・音楽練習学校宿題・音楽練習学校宿題・音楽練習学校宿題・音楽練習
16:30移動最レ算数:1回目移動国語移動
17:00浜:最レ浜:算数1nd浜:社会読書や工作
17:30移動移動
18:00夕食習い事:音楽①習い事:英語
18:30移動お風呂
19:00浜:算数2stお風呂浜:国語お風呂浜:理科夕食
19:30夕食夕食ゲーム
20:00算数:2回目算数:1回目
20:30
21:00移動・お風呂移動・お風呂ゲーム移動・お風呂ゲーム移動・お風呂
21:30最レ復習算数復習算数復習理科復習
22:00就寝就寝就寝就寝就寝就寝就寝
※表は左右にスライドしてご覧ください。

4年生の頃のように「毎日ゲーム」とはいかなくなりました。WEB受講だとサボりがちだった社会も対面授業に変更し、塾から帰る時間もぐっと遅くなりました。

また、5年生は中学受験の土台となる大切な時期。わが家では歯を食いしばって「算数・最レ算数・理科」の3教科は基本2回転(苦手な単元は3回目に間違い直しだけ追加)取り組んでいました。 ここを頑張れば、必ず6年生の成績につながっていきます。

そんな中、わが家が死守していたのが「水曜日の放課後遊び」です。水曜日は学校が早く、塾もない貴重な日。毎週誰かしらが家に遊びに来て、小学生らしい時間を楽しんでいました。土曜日も塾がなかったので、昼からお友達と遊ぶことも。

これは本当にそうして良かったと思っています。なぜなら、6年生になってから入試が終わるまで、一度もお友達と放課後に遊ぶことはできなかったから。この「遊びの貯金」があったからこそ、あとの苦しい時期を乗り越えられたのだと感じます。

スケジュール作成の極意:大切なのは「子どもの納得感」

過密なスケジュールを回すために、わが家が徹底していたルールがあります。

  • 必ず子どもと一緒に作る: 親が一方的に決めた予定は続きません。
  • まずは「お試し期間」を設ける: 1〜2週間、実際に宿題を回してみて、どれくらい時間がかかるか現状を把握。「これなら無理なくできそう?」と、子どもが納得する割り振りを行いました。
  • 「終われば自由」という報酬系: 予定通りに進めば自由時間、終わらなければ削られる。このシンプルで公平なルールが、子どもの集中力を生みました。もちろん、土曜日の昼間にお友達と遊んだ場合は、その課題を夕方や夜にスライドさせて終わらせるようにしていました。

【長期休み】リズムを崩さない工夫と「8時間」の壁

長期休みも、基本の「起床・就寝リズム」は崩しません。学校に行く代わりに「季節講習とその宿題」が入るだけ、と親子で割り切っていました。

小5長期休暇期スケジュール
時間 7/27(月) 7/28(火) 7/29(水) 7/30(木) 7/31(金) 8/1(土) 8/2(日)
6:45起床起床起床起床起床起床起床
7:00計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字計算ドリル・漢字
7:15朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食
8:00最レ算数:2回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目自主学習ノート社会:WEB受講
8:30算数:1st算数:1st算数:1st算数:1st算数:1st最レ算数:1回目算数:2回目
9:00音楽練習
9:30算数:2nd算数:2nd算数:2nd算数:2nd算数:2nd移動
10:00習い事:音楽②
10:30移動理科:1回目
11:00理科:1回目理科:1回目理科:1回目理科:1回目理科:1回目理科:2回目
11:30
12:00昼食昼食昼食昼食昼食昼食昼食
12:30社会:1回目社会:1回目社会:1回目社会:1回目社会:1回目国語最レ:2回目
13:00
13:30移動移動移動移動移動算数:1回目
14:00夏期講習夏期講習夏期講習夏期講習夏期講習
14:30最レ算数:1回目
15:00
15:30理科・社会見直し社会:1回目
16:00移動移動移動移動移動
16:30最レ算数:1回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目最レ算数:1回目移動
17:00浜:最レ浜:算数1nd浜:社会読書や工作
17:30
18:00夕食習い事:音楽①習い事:英語
18:30移動お風呂
19:00浜:算数2stお風呂浜:国語お風呂浜:理科夕食
19:30夕食夕食ゲーム
20:00算数:2回目算数:1回目
20:30
21:00移動・お風呂移動・お風呂ゲーム移動・お風呂ゲーム移動・お風呂
21:30最レ復習算数復習算数復習理科復習
22:00就寝就寝就寝就寝就寝就寝就寝
※表は左右にスライドしてご覧ください。

特に意識したのは、「マスターや最レの宿題は、できるだけ通常期と同じ時間帯にやる」ことです。 「休みだから」と朝や昼に通常宿題をずらしてしまうと、休み明けにリズムが崩れ、最悪の場合宿題が回らなくなってしまいます。勉強も通常と変わらないペースでやるのがわが家の鉄則でした。

また、一般的に「難関中学を目指す」6年生の夏は12時間、4年生は6時間と言われます。その間の5年生は「9時間」が目安。
ただ、わが家ではいきなり9時間は難しかったため、ポモドーロ・テクニック(50分集中+10分休憩の繰り返し)を取り入れ、集中力を切らさず「8時間」を確保するスケジュールを組んでいました。

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夏休みはキャンプ&海水浴
来年遊べないので、お正月は温泉へ

中学受験が本格化しつつも、まだ家族で旅行や行楽に行ったりする時間がしっかり確保できていた時期です。
とはいえ、しっかりした計画を持って過ごさないと、宿題は回せないのも事実です。。

まずは今夜、お子さんと一緒に「一番ワクワクする自由時間」を決めることから始めてみませんか?親が決めた管理よりも、自分で決めた納得感のある予定の方が、子どもはずっと力強く動き出してくれます。

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