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激震のスタート。崖っぷちで見つけた「わが家の方向性」
2月からはいよいよ新6年生としての生活が始まりました。
「最後の一年、走り抜こうね」と親子で気合を入れたのも束の間。
公開テスト後の、娘の感想は…
今回、ちょっと自信ない…
予め聞いてはいたものの、結果を見て、衝撃が走りました。
4年生から積み上げてきたはずの自信が、音を立てて崩れるような感覚。
でも、この衝撃があったからこそ、わが家は「納得できる選び方」を本当の意味で実践できるようになった気がします。
結果報告
まずは、わが家の「新6年生」の幕開けとなった厳しい数字をご覧ください。
6年生2月結果
【得点・偏差値・順位】
- 国語: 59点(偏差値 55.1) 順位:1100番台
- 算数: 69点(偏差値 58.9) 順位:600番台
- 理科: 52点(偏差値 52.9) 順位:800番台
- 社会: 80点(偏差値 62.4) 順位:100番台
<総合成績>
- 3科平均: 偏差値 55.6(全体:800番台後半)
- 4科平均: 偏差値 57.3(全体:300番台後半)
本格的に通塾を開始(4年生)してから、3科偏差値が55台になったのは初めてのことです。
Vクラス維持の基準を偏差値58だとすると、来月は61以上取らないとクラス落ちが現実味を帯びてきます。
5年生の秋にあんなに憧れて決めた志望校なのに、その基準に全く届かない。「志望校別特訓の資格すら取れないかもしれない」という焦りが、空回りしていました。
なぜ成績が落ちたのか?「6年生の壁」の正体
娘がサボっていたわけではありません。ただ、周りの子たちも同じかそれ以上のペースで「本気のギア」を上げてきていることを、肌で感じる結果となりました。
公開テスト分析
- 理科の「穴」の顕在化:得意だと思っていた化学が全滅。単元ごとの定着度にムラがあり、一気に穴が噴き出した形です。
- 国語の難化への対応遅れ:文章が難しくなり量も増えたことで、これまでの感覚的な読みが通用しなくなっていました。
- 算数の精度不足:計算ミスや勘違いが重なり、正答率80%の基本問題まで落としていました。
国語専門塾との出会いと「半年」の約束
この2月、どん底の成績の中でわが家が下した最大の決断。それが国語専門塾(個別指導)への入塾でした。
5年生の終わりから、娘の国語には不安を感じていました。問題文や設問の難易度が上がり、本文に印(マーク)はつけているものの、それが正しいのかも分からず、自分勝手なルールで処理をしているような状態だったのです。
そんな時、ちょうど紹介していただいた国語の専門塾の先生。 先生は娘の現状を見て、一言こうおっしゃいました。
成績に現れるまで半年はみてください
入試まで残り少ないこの時期に「半年」を待つのは、親として身を切るような不安もあります。もし成果が出なかったら、また別の先生を探してさらに半年……。そんな間に合わないかもしれない恐怖もよぎりました。
でも、救いだったのは娘の反応でした。 初めての授業のあと、娘は「楽しい!」と目を輝かせ、週6日の通塾という過酷なスケジュールの中でも、この専門塾の授業を一番楽しみにするようになったのです。 本人の「楽しい」という直感と、先生の専門性を信じて伴走しよう。そう腹をくくったのが、わが家の2月の大きな一歩でした。
誘惑を断ち切り、全力を「マスター」へ
クラス落ちの恐怖から、私の頭には「復習テストの過去問を手に入れて、目先の成績だけ上げようか(ドーピング)」という邪念が一瞬よぎりました。 でも、最終的には思いとどまりました。そんなことをしても実力にはならないし、本人の心を傷つけると考えたからです。 わが家が選んだのは、徹底的な「引き算の戦略」でした。
- 教科の優先順位付け:クラス維持に直結するマスターの算数と理科を「最低2回転+直前の見直し」まで徹底。社会は宿題をさらっと回す程度に留めました。
- 特訓講座の負担軽減:最レ算数の宿題を「2回転」から「1回転+間違えた問題のみ」に絞り、時間を捻出しました。
「修行」にしない。家はエネルギーをチャージする場所に
週6日の通塾、そして大好きなゲームの封印。 大人でも音を上げそうな生活だからこそ、家の中では「オンとオフ」をしっかり切り替えることを大切にしました。
- 食事の時間は「全力で笑う」:お昼や夕食時は、録画したお笑い番組を見て家族で爆笑していました。この時間が、塾の緊張を解きほぐす最高のデトックスでした。
- YouTubeは「リフレッシュの道具」:YouTubeは禁止にせず、隙間時間やリフレッシュのために許可していました。実はお風呂に防水テレビを持ち込み、入試の前日まで好きな動画を見てリラックスする時間を持っていたほどです。
「やるべきことをやったら、あとは好きなことで心を整える」。この余裕があったからこそ、娘は週6日のハードスケジュールを一度も嫌がることなく通い続けることができました。
どん底の2月は「体制立て直し」の好機
2月はまさに「激震」のスタートでした。 でも、この時期に「今のままでは通用しない」と突きつけられたことは、ある意味でラッキーだったのかもしれません。
クラスに固執してドーピングに逃げるのではなく、信頼できる先生を見つけ、自力で穴を埋める道を選んだこと。そして、家の中では「笑い」を絶やさないこと。 この「納得できる選び方」を親子で話し合って決めたことで、娘は少し前向きな気持ちになれたようでした。
国語の方は、成果が出るまで半年。信じて待つ時間は長いですが、このどん底から這い上がっていくプロセスこそが、本番での強さになると信じています。